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2005年 02月 17日

【映画】カール・ハイアセンの「Hoot ホー」映画化?

ニューラインとWalden Media がフロリダ在住のユーモア・ミステリ作家カール・ハイアセンのYA小説「Hoot ホー」を映画化する模様。

フランク・マーシャルが製作、ハイアセンの友達であるジミー・バフェットが音楽を手がけ、監督はTV出身Wil Shriner
脚色はShrinerとRob Lieberが担当、製作は6月をめどにスタート?

フロリダはココナツグローブに引っ越してきた中学生ロイは、スクールバスの中から、通りを裸足で疾走する不思議な少年を見る…
パンケーキレストランの建設予定地と、そこに生息する絶滅の危機に瀕した小さなフクロウをめぐって、ヤングアダルトの分野でも相変わらずのハイアセン節。環境問題もちょっとおかしな登場人物も忘れてはいけません。

「Hoot ホー」はハイアセンがはじめて手がけたヤング・アダルト小説で、現在も児童書のベストセラーリストに挙がる人気本。
しかし、この手の分野の映画化では、原作・映画とも非常に評価も高かったアンドリュー・デイヴィス監督の「穴/HOLES」(原作はルイス・サッカーの「穴」)は日本ではDVDスルーに。
今度公開される「ミーン・ガールズ」も何だかヘンな上映期間に上映時間だし…(今から不安…って気が早すぎ 笑)

さて、ハイアセン、「Skinny Dip」と「Hoot ホー」、どっちが先に完成するでしょうか?(こっちはフランク・マーシャルだからなあ)
【映画の原作ニュース】カール・ハイアセンの新作をマイク・ニコルズが映画化?

原作 おもな登場人物
ロイ・エバーハート 主人公
ベアトリス・リープ 通称ベア
ナポレオン・ブリッジャー・リープ 謎の少年
デイヴィッド・デンリコ 巡査
リロイ・ブラニット マザー・ポーラの現場監督
チャック・マックル マザー・ポーラの副社長

ライフログ
HOOT
カール ハイアセン Carl Hiaasen 千葉 茂樹 / 理論社

by hamchu | 2005-02-17 16:26 | 映画・ニュース | Comments(4)
Commented by kingdow at 2005-02-18 12:30
原作のクセのある持ち味が薄れて、「健全」な映画になってしまうのが目に見えるようです。きっとDVDスルーでしょう(苦笑)

hamchuさんはハイアセンお好きでしたよね?私はまだ「ロックンロール・ウイドー」と「ホー」しか読んでないのですが、彼の作品でおすすめなどあればぜひ教えて下さい。
Commented by hamchu at 2005-02-18 13:55
はなっから大作感もないですしね(笑)。コメディとかこの手の分野はあちらで売れても日本では公開されにくいし。

ハイアセンのお薦めというとやはり「大魚の一撃」なのですが、私は「殺意のシーズン」「珍獣遊園地」あたりも結構好きです(ここらは好みの問題かも)。
原書なら「Lucky You」、まだ途中なのですが新作「Skinny Dip」も「ロックンロール・ウイドー」よりハイアセンらしいかな~と。

あとね、ハイアセンは、コラムの主張を日本で出しにくいところが…(モゴモゴ。本来、ハイアセンを語るにはこの部分を出さなければならないと思うのですが、あえて地雷は踏みたくない、弱いワタクシ。でも、いつ日本のディズニーファンを敵に回すか、実はハラハラものだったりして! 笑)
Commented by kingdow at 2005-02-18 22:21
ありがとうございます。次は「大魚の一撃」にします。

ハイアセンのコラムも読んでみたいです。ディズニー嫌い、ウワサには聞いていますが、そんなに過激なんでしょうか?
Commented by hamchu at 2005-02-19 14:53
ハイアセンは特にフロリダ限定(?)だし、デイヴ・バリーもそうなんですが、日本ではどうも認知されにくいみたいなんですよね(言語のせいか何なのか)。バカミスとかわかりやすい部分だけが強調されてて(笑)。
まあ、情報が何もないところに何かポンと出しても理解されにくい…(というか誤解される)というのは、かつて私がイロイロ失敗したところで(トホホ)。


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