2015年 05月 28日

【映画】「わたしの心のなか」、映画化へ


言葉が、わたしのまわりに舞い落ちてくる。ひらひらひらひらと、まるで雪のように。どのひとひらもこわれやすく、ちがう形をしていて、手にふれる前に消えてしまいそう。わたしは話すことができない。歩くことができない。自分で食べることができないし、自分でおふろに入ることもできない。それが、すごくいや。
メロディは、生まれてからずっと、さまざまな言葉や事柄をすべて記憶してきた。でも、脳性麻痺のせいで言葉を発することができず、それを知る人はだれもいなかった。10歳のとき、かわりに声を出してくれる機器を手に入れ、言葉で伝えることができるようになる。知性を証明できたメロディの人生は、大きくかわっていく。

EveryWhere StudiosとGotham Groupはシャロン・M. ドレイパー(Sharon Draper)の「わたしの心のなか(Out of My Mind)」を映画化する模様。

ダン・エンジェル、エレン・ゴールドスミス=ヴァイン、Lindsay Williamsらが制作予定。

障害者を扱った小説の中にはリアリティがなく表面的なものも多いのですが、この本にはかなりグッときました(民間の療育機関にはこの本のビラップス先生のようなセンスのない人、たまにいるのよね。日本ではまだまだきちんとした心理的な手法を用いた療育ができる人の人材育成は進んでないですからね。でもシャノン先生みたいな人がいると子どもは爆発的に伸びたりするんですわ)。

話すことができないからといって本人の意に望まぬ行為(やりたくないことをやらせたり、行きたくないところに連れて行ったり)を本人のためと行っていないか…
私はかつて大きく失敗しただけにここに綴られたメロディの言葉は自分に向けられたようで非常に痛かったです。

だからといって何でもインクルーシブなのも体制が伴っていなければ本人にとって苦にしかならないし。そこに居りゃいいってもんでもないんですよね。
色々とまだまだこれから、かな。

原作 わたしの心のなか (この地球を生きる子どもたち) シャロン・M. ドレイパー  鈴木出版

おもな登場人物
わたし メロディ・ブルックス
ママ ダイアン
パパ チャック
アナスタシア・ビラップス先生
アシュリー
カール
マリア
グロリア
ウィリー・ウィリアムズ
ジル
フレディ
ヴァイオレット・ヴァレンシア
ペニー 妹
シャノン先生
モリー・ノース
クレア・ウィルソン
コナー・ベイツ
ローズ・スペンサー
ロドニー・モースル
キャサリン
ディミング先生
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by hamchu | 2015-05-28 08:07 | 映画・ニュース | Trackback | Comments(0)
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