2008年 01月 23日

【HP】Die Welle ザ・ウェーブ


おお、これは!
今年もサンダンス映画祭の季節がやってきましたが、そのラインナップ(World Cinema Dramatic Competition)に面白い映画を見つけました。

ハイスクールの歴史の授業で実際におこった、不気味な事件。少女ローリーは、おそろしい集団的圧力が化けものになって学校中を席捲してしまうまえに、どうしてもそれを阻まなければならなかった。自ら授業をはじめた教師ロスの苦悩は…

1969年にアメリカの高校で実際に起こった事件を小説化したのがモートン・ルー(トッド・ストラッサー)の「ザ・ウェーブ」(81年に米でドラマ化)
そして、このストーリーを独で映画化したのが今回上映される「Die Welle」ということでいいのかな(←違ってたら教えて下さい)。
オフィシャルサイト 
http://www.welle.info/

自分は絶対煽動されない、と心に思っている人も(いや、そういう人ほど?)いつの間にかとり込まれているのがこういうものの怖さ(この手のものはいつまた姿形を変えて現れんとも限りませんからなあ)。
原作ではナチスについての体験授業を行ったことがきっかけで問題が勃発するんですが、これを独で映画化、ってとこがかなり面白いと思います(さすがにかなり変わっている雰囲気はありますが…)。

監督は「GIRLS★GIRLS」のデニス・ガンゼル。
出演は「エーミールと探偵たち」のユーゲン・フォーゲル、「飛ぶ教室 」のフレデリック・ラウなど。
独での公開は08年3月13日を予定。

81年の米版は「極底探検船ポーラーボーラ」のアレクサンダー・グラスホフが監督、教師ベン・ロスにブルース・デイヴィソン、ローリーにロリ・レシンというキャスティング(日本で放送された記録はないようだけど…?)。

トッド・ストレッサー(モートン・ルーは彼のペンネーム)は「スーパーマリオ」とか、「フェリスはある朝突然に」のノヴェライズ作家。今回調べるまでこの事実(トッド・ストレッサー=モートン・ルー)、ちーとも知りませんでした。へー。そうだったのか(笑)。


Die Welle 08年独
監督:デニス・ガンゼル
脚本:デニス・ガンゼル、Peter Thorwarth
製作総指揮:クリスチャン・ベッカー
製作:Nina Maag
撮影:トルステン・ブロイアー
原作:モートン・ルー 「ザ・ウェーブ」
出演:ユーゲン・フォーゲル、フレデリック・ラウ、Max Riemelt、ジェニファー・ウルリッヒ


原作 おもな登場人物(今回の映画版では多分登場人物名変更)
ローリー・ソンダーズ
ベン・ロス 高校の歴史教師
デイビッド・コリンズ ローリーのボーイフレンド
ブライアン・アモン
アミー・スミス ローリーの親友
クリスティ ロスの妻、音楽教師
オーエンス校長
ミスター・ソンダーズ ローリーの父
ミセス・ソンダーズ ローリーの母
ロバート・ビリングス
アレックス・クーパー
カール・ブロック
アンドレア
ブラッド
エリック
 
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by hamchu | 2008-01-23 17:25 | Trailer・HP | Trackback(1) | Comments(6)
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Tracked from 映画をもっと楽しく![シ.. at 2009-11-29 09:07
タイトル : 『ザ・ウェイブ』この程度の全体主義とは……
映画の評価(5点満点) ★★☆☆☆ プアーです。学生証をなくして以来、あの手この手を使ってしぶとく映画を見てます。この前も金券ショップを初利用。これが便利なものであると実感した次第。 さて、金券ショップでせこく手に入れた映画のチケットは、ドイツ映画『ザ・ウェイブ』。授業で独裁主義を模擬体験、だんだん生徒が暴走していきますよという内容だ。どれだけ全体主義な感じになってるかと思えば、これがもうぜんぜんたいしたことない。全体主義の授業を行う前の生徒が置かれた『自由』のレベルが違いすぎるのだ。授業中にド...... more
Commented by 永衛 at 2008-03-04 11:47 x
今日(03/02/2008)のtagesscha.deでこの映画を取り上げていて、興味が湧いてサーチして来ました。アメリカの教師の話がなんでドイツ語映画になったかなと思っていた謎が解明、よかったよかった。ありがとうです。
Commented by hamchu at 2008-03-04 17:05
永衛さま、こんにちは。いやあ、独語は読めんし英語もだいぶ心もとないので内容があっているか、かなーり不安なのですが…
原作もTVMもちょっと古いものですし、独版はこれをどんな風に映画化しているのか…日本でも権利が買われているようなので、はやく見てみたいものです。
Commented by io at 2008-04-02 18:32 x
はじめまして。いつも楽しく拝読しています。
この映画は昨日ミュンヘンで見て、とても面白かったので、コメント欄におじゃましました。
原作がアメリカの小説だというので、調べてみたら、1969年にアメリカの高校で実際にあった事件をもとにしているとわかり、驚きました。



Commented by hamchu at 2008-04-03 08:25
こんにちは、はじめまして。ようこそおいでくださいました。
かなり昔のことになりますが、ああいうことが実際に起こった(それもアメリカで)、ってのは気持ち悪いですよね~何度原作を読んでもこれが日本だったらとか、自分がその集団の中にいたら、とか考えてしまいます(私は臨機応変に対応できるタイプじゃないし…それより前にメチャ弱いし!笑)。
興行的に成功しているようで今回の映画のほうもかなり気になります。ホントはやく見たいです!
Commented by west32 at 2008-11-26 22:31 x
はじめまして、west32です。
今年の大阪ヨーロッパ映画祭で上映されたので観ました。良かったです。
是非とも原作をと思いましたが、原作って無いんですね、論文?だけだとか....
とにかく今度は一般上映されることを願っています。
Commented by hamchu at 2008-11-27 08:36
はじめまして!
おや~ドイツ版にはクレジットが入らなかったのでしょうか。この映画の元ネタとなったTVMには原作があったので(登場人物もこのモートン・ルーの小説に基づいている)上記記事のような書き方になっているのですが、独語が全く読めず確認できなかったんですよね~是非映画を見ていろいろ確認したいものです。
私はかなり以前とこの記事を書く際、この小説を読んでいるのですがかなり面白い内容と思います。今ではかなり入手困難なのですがもし手に入るようでしたら是非読んでみてください!


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