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2004年 05月 18日

【映画の原作ニュース】ニック・ホーンビィ「いい人になる方法」で寄付

作家ニック・ホーンビィが映画製作で支払われるお金を自閉症児のための学校建設資金として寄付するとか(ホーンビィのお子さんも自閉症で既に基金など設立している)。
コロンビア・ピクチャーズが取得した「いい人になる方法(原題 How to be Good)」(新潮文庫)映画化オプション契約に際してのお話。
映画が完成すれば多分寄付金がもっと増えまする。

この「いい人になる方法」は、今まで映画になった作品とは異なり、家庭のある女性が主人公。
彼女がよい人として生きていこうとする様やダンナさんの性格の変化など映画的に面白そうであるけれど、年代と家庭環境によってかなり共感度の分かれる話かもという気はします。

ホーンビィのオタク加減と理屈っぽさは著書の中にも如術に表れていて、内容がよくわからない(あるいは鼻につく)向きもあるかと思うのですが、映画になった作品は一般に好意的に評価されているようです。

ホーンビィといえばやはり映画が有名な「アバウト・ア・ボーイ」「ハイ・フィデリティ」かと思うのですが、個人的には「ぼくのプレミア・ライフ」(私がサッカーファンだから?)
この本も97年に英国で映画化されていて(Fever Pitch)、「陽だまりのグラウンド」のブライアン・ロビンズ監督でリメイク予定…
でも主人公が熱く応援するのはアーセナルからボストン・レッドソックスに!?
いくらアメリカ版リメイクだからって、これはちと…

by hamchu | 2004-05-18 09:09 | 映画・ニュース | Comments(2)
Commented by kingdow at 2004-05-18 23:14
ホーンビィは確かに曲者で、まるでXTCのアンディ・パートリッジが小説家になったような感じを受けます。「いい人になる方法」でも「車が運転できるような年になっても、トールキンを読んでるようなバカ」なんて件があって、笑わせてもらいました。
Commented by hamchu at 2004-05-19 09:17
ははは、ホントに!一筋縄でいかないっていうか、なんていうか。
だいたい題も「いい人になる方法」ですもんね~初めはアドバイス本か何かと思いました。


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